安全靴・作業靴の使用上のご注意 安全靴をさらに安全にご使用いただく為の注意事項をまとめました。

  1. JIS T8101(安全靴)は、先芯で覆われた爪先を保護するので、JIS T8101(安全靴)の該当に規定する性能を有していますが、それを超える衝撃・圧迫に耐えられるものではありません。
  2. 滑りにくい靴底ですが、油や水の多い場所では気をつけてご使用ください。
  3. 一度衝撃や圧迫を受けた安全靴及び甲プロテクタは、外観のいかんにかかわらず使用しないでください。
  4. 脱着式プロテクタは、安全靴の先芯の後端にプロテクタ本体が必ず3mm以上重なるよう取り付けて下さい。
  5. 安全性が低下しますので、先芯に穴を開ける等の加工はやめて下さい。
  6. 耐踏抜き性が表示されている安全靴は、112.2kg以上の踏抜き強度に耐えられるものではありませんので、ご注意ください。
  7. 爪先部に硬質の先芯が入っていますので、足入れには充分注意して下さい。
  8. 跳び降りると事故の原因となることがあります。
  9. 靴底の材質によっては床の外観を損なうことがあります。
  10. 甲被が破れて先芯が露出したり、靴底がなくなったような場合には、使用しないで下さい。
  11. スポーツやレジャーその他の目的には適していません。
  12. かぶれやかゆみ等、足に異常が生じた場合は使用をやめて下さい。
  13. 靴のサイズは目安にすぎませんので、実際に履いてみて足に合う靴をお求め下さい。
  14. 牛革を使用した靴は、汗をかいたり、濡れたときは多少色落ちすることがあります。
  15. 靴が脱げないように靴ひもや面ファスナーはしっかり締めて下さい。また、かかとをつぶしてお履きにならないでください。

◎発泡ポリウレタン表底安全靴ご使用に際しての注意事項

  1. 金属切削くず等の鋭利なものを踏むと切り傷ができ、底割れの原因となります。
  2. 通常温度以上の熱湯、または熱体に直接触れるような作業現場
    (炉前作業、鋳造作業、熱処理作業、溶接作業など)では使用しないで下さい。
  3. 酸・アルカリ等の薬品やシンナー等の溶剤、水を多量に使用する作業現場では、
    はがれや破損、加水分解を生ずることがありますのでご注意ください。
  4. なお、靴に溶剤などの薬品が付着した場合は、速やかに拭き取って下さい。
  5. 湿気により経年変化を起こすことがありますので、風通しの良い場所に保管して下さい。