I式(D式)製法は、アッパーに底金型をセットし、液状の合成樹脂を金型に射出し、加圧接着しながら同時に本体を成型する製法です。

アッパーとソールの結合が強く耐久性に優れており、2層底の場合、高密度の耐久性が強い底と、低密度のクッション性に優れた底という2層式の長所を生かした製品を作ることが可能です。

CF210 ・ G3210 ・ ES210eco ・ MZ-010 ・ G3550 ・ SCR1200など


V式製法は、未加硫ゴムを挿入し、加熱加圧成型によって底ゴムを加硫成形すると同時にアッパーに圧着させる製法です。

ソールは、加熱・加圧した加硫ゴムのため、水、油、熱、切子、磨耗に強く耐久性に優れ、ハード作業に最適な安全靴です。またウレタンの弱点である熱の弱さや加水分解することがありません。

V251NなどのVシリーズ ・ W251NなどのWシリーズ


V式製法(ラバーテック製法)は、未加硫ゴムを挿入し、加熱加圧成型によって底ゴムを加硫成形すると同時にアッパーに圧着させるV式製法の一つです。ミッドソールには発泡ゴムを実現したゴム2層式の新製法です。

ソールは、加熱・加圧した加硫ゴムのため、水、油、熱に強く耐久性に優れた、従来ウィークポイントであったゴム底安全靴でのクッション性が画期的に向上しました。またウレタンの弱点である熱の弱さや加水分解することがありません。

RT712などのRTシリーズ


C式製法は、甲被の接着面及び成形した底材(ゴム、ウレタン、EVA)に接着剤の塗布して加熱圧着させる製法です。

安全靴をはじめ、一般の作業靴、紳士靴にも幅広く使われている製法です。

CR251白底 ・ CT513 ・ H-700N ・ MPN-901 ・ SLA-801Sなど


PV式製法は、液状の合成樹脂を耐薬品性と耐油性を併せ持つアッパー金型と耐磨耗性と耐滑性に優れたソール金型に射出し、一体成型する製法です。

ウレタンやPVC製などに使用され構造上、外的要因による亀裂、穴などがない限り水漏れすることはありません。

HG2000N ・ HG2100N ・ HGL2000 ・ HG3000N ・ HG1000 ・ W1000など