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耳栓・イヤーマフ

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耳を守る耳栓・イヤーマフなどの聴覚保護具。環境や、用途によって耳栓・イヤーマフを使い分けましょう!
耳栓は簡単装着が可能です。耳に柔らかくフィットするスポンジタイプと繰り返し洗って使える成型タイプがあります。
イヤーマフタイプは、装着による個人差が少なく安定した遮音効果を発揮します。

耳栓

  • ● スポンジタイプ

    ウレタンや弾性発泡ポリマーの素材を使用し、縮めたら徐々に膨らみ耳に柔らかくフィットします。

    耳栓 スポンジタイプ
  • ● 成型タイプ

    劣化しにくく汚れた場合は繰り返し洗って使えるので衛生的にご利用いただけます。

    耳栓 成型タイプ

正しい耳栓の装着方法

耳栓にはいろいろな形をしたものがありますが、これを外耳道(耳の穴)に挿入する方法は次の様にします。

  • 耳栓の挿入方法 1

    @ 外耳道は一般に上図の様に曲がっております。

  • 耳栓の挿入方法 2

    A 耳栓を挿入する場合には、例えば右耳に挿入する時は、右手で耳栓の端を持ち、左手を頭上から回して、耳たぶの上部をつまみます。

  • 耳栓の挿入方法 3

    B 左手でつまんだ耳たぶを軽く上へ引き上げる。外耳道がまっすぐになりますので、耳栓をねじ込む様にして挿入します。

  • 耳栓の挿入方法 4

    C 耳栓がきちんと挿入された状態。

イヤーマフ

装着による個人差が少なく安定した遮音効果を発揮

  • かぶり型

    かぶり型
  • ネックバンド型

    ネックバンド型
  • マルチポジション型

    マルチポジション型
  • ヘルメット取付型

    ヘルメット取付型

聴覚保護具の種類

外耳道内に着用する『耳栓』タイプ、左右の耳介に押し当てる『イヤーマフ』タイプがあります。

【規格】JIS T8161-1及び2

日本産業規格(JIS)が改正され、名称が防音保護具から聴覚保護具に変更されました。
旧規格は製品規格でしたが、新規格は「方式規格」となりました。

環境に合った聴覚保護具を推定する方法

新規格には3つの遮音性能測定法があり、それぞれに特長があります。

@オクターブバンド法
 オクターブバンド音圧レベルを用い、各周波数の遮音値を測定する方法
AH,M,L法
 高域周波数遮音値(H)、中域周波数遮音値(M)、低域周波数遮音値(L)の3種類の遮音値を測定する方法
BSNR法
 単一の遮音レベルを測定する方法。簡易な測定法法で分かりやすい

≪聴覚保護具の選定方法≫
 「環境騒音」ー70〜80dB=求められる遮音値
例:環境騒音が100dBの場合
 100dB-(70〜80)dB=20〜30dB 20〜30dBと表示されている聴覚保護具を選択してください

音の減少、遮音値とは

音の強さを減少させる性能のこと。
例えばある耳栓が「4000Hz」の周波数での音の減少値が「36.0dB」だとすると、これは「4000Hz の周波数で 100dB の騒音を 64.0dB まで下げる」ことを意味します。(100dB-36.0dB=64.0dB)

NRR値とは

NRR(Noise Reduction Rating)値は、遮音性能を簡単に表示するためにEPA(米国環境保護局)が査定したものです。
単位はdBで表します。
NRR値は聴覚保護具を着用したとき、統計的に約98%の人がこの数値以上の遮音効果を得られる、というものです。

 Attention 

  • 作業環境によって騒音レベルは異なります。また各人の耳の形、大きさも異なります。適切な保護具をお選び下さい。
  • 耳に障害のある方は、ご使用前に医師にご相談ください。
  • 遮音により事故を起こす恐れのある作業、行動(自動車の運転など)には使用しないでください。
  • 耳栓を正しく装着しないと遮音効果が得られない場合があります。

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よくいただくご質問 FAQ

耳栓とは?
耳栓は、耳の穴を塞ぐタイプの聴覚保護具です。騒音を発する作業場では騒音障害防止のために耳栓が必要です。耳栓は正しく装着しないと十分な遮音効果を得られません。
耳栓の付け方
耳栓を挿入する場合は、耳栓を付ける耳と反対側の手を頭上から回して耳たぶの上部をつまみ外耳道をまっすぐにして、付ける耳と同じ側の手で耳栓をねじ込みます。イラストでの説明はこちら 
イヤーマフとは?
イヤーマフは、耳全体を覆うタイプの聴覚保護具です。騒音を発する作業場では騒音障害防止のためにイヤーマフが必要です。イヤーマフは正しく装着しないと十分な遮音効果を得られません。
ヘルメットに取り付けられるイヤーマフはありますか?
ヘルメット取付型タイプは、別売りのアダプターを取り付けることでヘルメットに取り付けることが可能です。
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