いつくるかわからない大地震。9月1日の防災の日を前に、関東エリアにお住いで
保育園、幼稚園にお子様を通園させているママ500人に
見落としがちな「お子様の防災対策」についてアンケートしました。
調査目的 | 「お子様の防災対策に関するアンケート」 | 調査地域 | 関東地域 |
---|---|---|---|
対象者条件 | 3歳から6歳のお子様を保育園や幼稚園に通園させているママ | ||
調査手法 | インターネット調査 | 実査期間 | 2014年7月22日(火)、23日(水) |
サンプル数 | 500人 |
95.4%
4.6%
簡易トイレ![]() |
85.1% |
---|---|
防災靴![]() |
83.2% |
防災ヘルメット![]() |
83.0% |
非常用電源・バッテリー![]() |
68.8% |
転倒防止対策![]() |
65.2% |
非常用持出袋![]() |
65.2% |
多機能ラジオ![]() |
61.0% |
防災用手袋・軍手![]() |
52.8% |
水![]() |
50.9% |
食料![]() |
40.3% |
タオル・毛布・防寒具![]() |
28.1% |
懐中電灯・ランタン![]() |
24.7% |
その他の防災グッズ | 5.5% |
特にない | 4.0% |
地震大国と言われている日本に住んでいても、なかなか十分な防災対策はできていなかった様子ですね。
特に、避難時に使用するものと、その後の被災生活で役立つものが備えられていなかったようです。
水![]() |
31.9% |
---|---|
多機能ラジオ![]() |
27.5% |
特にない | 27.3% |
非常用電源・バッテリー![]() |
25.3% |
食料![]() |
24.5% |
非常用持出袋![]() |
23.8% |
簡易トイレ![]() |
21.6% |
転倒防止対策![]() |
17.0% |
防災ヘルメット![]() |
16.2% |
懐中電灯・ランタン![]() |
14.0% |
防災靴![]() |
11.1% |
防災用手袋・軍手![]() |
9.4% |
タオル・毛布・防寒具![]() |
7.6% |
その他の防災グッズ | 1.1% |
水は用意していても十分に足りていなかった様です。
ひとりが1日に必要な飲料水は3リットル、3日分で9リットル。4人家族でしたら36リットルが必要ということになります。
また、上下水道がストップしたことを想定して、簡易トイレも日数分の用意をしておくことや、歯磨きや入浴ができない場合でも
身体を清潔に保てるグッズの用意もしておきましょう。
水![]() |
64.0% |
---|---|
食料![]() |
59.2% |
懐中電灯・ランタン![]() |
49.0% |
タオル・毛布・防寒具![]() |
41.0% |
非常用持出袋![]() |
29.6% |
多機能ラジオ![]() |
27.6% |
簡易トイレ![]() |
24.0% |
子ども用の防災グッズは 備えていない |
23.4% |
防災用手袋・軍手![]() |
23.0% |
転倒防止対策![]() |
16.6% |
非常用電源・バッテリー![]() |
14.8% |
防災靴![]() |
5.0% |
その他の防災グッズ | 4.8% |
水や食料、懐中電灯を備えている方が多くみられましたが、
約4人に1人(23.4%)の方が子ども用には防災グッズを備えていないという結果になりました。
災害時の救援物資は、子ども用には配慮されていないケースが多くみられます。
ぜひご自身のお子様のために子ども用防災グッズを備えておきたいものです。
何を備えてよいか分からない | 40.2% |
---|---|
保管スペースがないから (場所的問題) |
33.3% |
特に理由は思いつかない | 29.1% |
忙しくて準備や 考える余裕がないから (時間的問題) |
25.6% |
お金がかかるから (費用的問題) |
18.8% |
その他 | 0.9% |
「子ども用の防災グッズは備えていない」と回答された方にその理由を聞きました。
「何を備えていいか分からない」が最も多く、次に「保管スペースがない(場所的問題)」
「忙しくて準備や考える余裕がない(時間的問題)」。
防災は大切だとわかっていても、どこから手をつけてよいのかわからないという子育てママの様子が伺えます。
56.0%
33.6%
7.4%
2.0%
1.0%
89.6%
52.2%
35.0%
12.8%
「とても重要だと思う」56.0%「やや重要だと思う」33.6%を合わせると約90%の方がお子様の頭部を保護することは重要だと考えているにも関わらず、実際に子ども用の防災ヘルメット備えている方は、 12.8%のみという結果でした。また子ども用の防災ヘルメットがあることを知らなかった方が半数以上の52.2%となっています。
防災用(産業用)ヘルメットは落下物や転倒時の頭部保護に関して規格が設けられています。
対して、自転車用ヘルメットでは、大きな通気孔のある商品もあり、落下物に対する安全性が十分であるとは言えません。
防災用の場合、頭上からの様々な落下物や、自身が転倒した際の保護性能が必要不可欠です。
>>詳しくはこちら
49.3%
39.9%
6.0%
3.2%
1.1%
0.5%
94%
全体の94%の方はお子様用に防災ヘルメットを備えておきたいという結果でした。
しかしながら価格は安い方がいいというのが子育てママの本音みたいですね。
43.2%
31.0%
25.8%
東日本大震災などを体験したにもかかわらず、お子様の通われている保育園、幼稚園での防災対策が十分だと考えているママは全体の3割程度にとどまり、十分ではないと考えている方は43.2%、さらに防災対策状況を把握していない方は約4人に1人の25.8%という結果になりました。
水![]() |
46.6% |
---|---|
食料![]() |
46.4% |
タオル・毛布・防寒具![]() |
38.2% |
簡易トイレ![]() |
36.4% |
防災ヘルメット![]() |
33.2% |
特にない・分からない | 32.0% |
転倒防止対策![]() |
24.6% |
懐中電灯・ランタン![]() |
23.2% |
非常用電源・バッテリー![]() |
22.6% |
非常用持出袋![]() |
20.6% |
防災用手袋・軍手![]() |
18.6% |
多機能ラジオ![]() |
15.4% |
防災靴![]() |
15.2% |
その他の防災グッズ | 1.4% |
今後30年以内に南関東で直下型大規模地震が発生する確率は70%といわれています(※)。
大規模地震の場合、ママがすぐに保育園や幼稚園へお子さんを迎えに行けないことも考えられます。
水や食料(保存食)は最低3日分を備蓄する取組みを保育園や幼稚園では積極的にお願いしたいものです。
(※平成25年12月 首都圏直下型地震 内閣府首都直下地震対策検討ワーキンググループ 最終報告)
ほとんどのママ達が揺れを感じた大きな地震でしたね。
帰宅困難になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?