直射日光などを受けてもヘルメット内部の温度が上昇しにくいように、ヘルメットに「輻射熱を反射する加工」を施した夏の作業に最適なヘルメットです。遮熱効果のある素材を、原料段階で練り込んだヘルメット、帽体表面に塗装したヘルメットの2通りがあります。ヘルメット内部の温度上昇を抑えることで、作業員への負担を軽減することができます。着用される方がこの季節をより安全・快適に働ける遮熱ヘルメットをお勧めいたします。
遮熱材を練り込んだヘルメット
遮熱PC素材ヘルメット
遮熱材を原料段階で練り込んだ素材を使用しております。塗装に比べて性能が均一に発揮され、従来PC素材に塗装した場合に比べ遮熱性能が高まりました。
遮熱材を塗装したヘルメット
FRP製遮熱塗装ヘルメット(ヒートシールドコーティング)
遮熱性・耐候性に優れた高反射性の塗装です。ヘルメット本体の素材を劣化させることなく強固に付着し、傷つきにも強い塗膜を形成します。熱可塑性樹脂の使えない高温現場でもご使用できます。
ハロゲンランプ(300W)を熱源とし、一定距離(300mm)離れたヘルメットに照射。ヘルメットの初温度を一定にし、内部の温度変化を測定する。測定時間120分。
今回の試験では、輻射熱に対する効果は遮熱塗装で約6℃、遮熱PCで約10℃の温度上昇に対する効果が認められました。
遮熱材を練り込んだ遮熱PCに、どれほどの遮熱効果があるかをわかりやすく動画で解説しています。
発泡スチロールを無くし、2重構造のパッドの採用により、ヘルメット内部の空間が以前広がり、通気性が格段に向上。樹脂製でそのまま水洗いでき、清潔を保てます。
発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーを改良により、容積約33%ダウン(従来比)。通気効率がアップしました。直射日光の断熱材としての断熱効果もあり、炎天下作業時に効果を発揮します。
発泡スチロール製の衝撃吸収ライナー。墜落時保護用に使用し、高い衝撃吸収性能により衝撃値を軽減。断熱効果もあり、直射日光による温度軽減効果も認められます。