溶接ヒューム及び塩基性酸化マンガンが、労働者に神経障害などの健康被害を及ぼすおそれがあることが明らかになったため、「労働安全衛生法施行令」「特定化学物質障害予防規則」「作業環境測定法施行規則」「作業環境評価基準」等が改正されました。
法令改正にあたり各施行日、準備するものなどを再確認しましょう。
【注】…その他必要な措置については以下の10項目をご確認ください。
は関連商品がございます。
1
安全衛生教育
2
ぼろ等の処理
3
不浸透性の床の設置
4
立入禁止措置
5
運搬貯蔵時の
容器等の使用等
6
休憩室の設置
7
洗浄設備の設置
8
喫煙または
飲食の禁止
9
有効な呼吸用保護具の備え付け等
10
掃除等の実施
※1…その他必要な措置については法令改正のポイント下部の10項目をご確認ください。
【1】で測定した個人ばく露測定結果を入れて要求防護係数を算出し、これを上回る指定防護係数を有するマスクを選択します。
要求防護係数 |
マスクを選ぶ際に、この値以下になってはいけないという防護係数。 要求防護係数を求めるためには溶接ヒュームの個人ばく露測定を行う必要があります。 |
指定防護係数 |
マスクを正しく使用したときに得られるとされる防護係数。 マスクの区分ごとにあらかじめ決まっています。 |
例:溶接ヒューム中のマンガン濃度の最大値が1.0(mg/m3)のとき
上記で求めた、要求防護係数20を上回る指定防護係数をもつマスクを選びましょう。
面体形のマスクを選択した場合は、フィットテストが必要です。ルーズフィット形はフィットテストは不要です。
JIS T8150:2021『呼吸用保護具の選択、使用及び保守管理方法』の定める方法、またはこれと同等の方法によりフィットテストを行います。
フィットテストキットFT-10
詳しくはこちらおすすめ商品