「ブルゾン」とは、フランス語の「blouson」から来ており、短めの丈でウエスト部分が絞られている上着のことを指します。ゆったりしたシルエットのものが多く、ジャケットよりもカジュアルなスタイルが特徴です。
ブルゾンは、素材やデザインによってさまざまな種類がありますが、レザー・ナイロン・デニムなどの素材を使用するなど様々で季節に応じて幅広く使われます。
春夏用のブルゾンもありますが、特に秋や春に着用されることが多く、ファッション性も兼ね備えたアウターとして人気があります。
ブルゾンは、着丈の短い上着でウエスト部分が絞られているデザインが特徴です。元々は作業時にシャツが汚れないように着用されており、動きやすさや機能性を重視して作られました。
そのため、作業用ジャケットや防寒具として使われることが多く作業時の上着の総称として使われることがあります。軍用や労働者の作業服としての歴史を持ち、現代ではカジュアルファッションのアイテムとしても広く人気を集めています。
ブルゾンとジャンパーは、デザインや用途に多少の違いはありますが非常に似たアイテムです。他にも似たアウターとしてコートやジャケットがあります。
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特徴 | ブルゾン | ジャンパー | コート | ジャケット |
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丈の長さ | 短めの丈、ウエストが絞られている | 腰丈やそれより少し長め | 膝丈以上の長さ | 腰丈が一般的 |
シルエット | ゆったりとしている | カジュアルでゆったり | シルエットは種類によるが、 フォーマルなものも多い |
タイトで身体にフィットするデザインが多い |
用途 | 日常のファッションアイテム | スポーツや作業時の実用アイテム | 防寒やフォーマルな場面で使 | フォーマルやビジネスシーンで使用 |
素材 | レザー、ナイロン、デニムなど | ナイロン、ポリエステルなど | ウール、カシミヤ、ポリエステルなど | ウール、コットン、リネンなど |
ブルゾンには様々な種類があります。
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種類 | 特徴 |
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MA-1 | アメリカ空軍のパイロット用ジャケットとして誕生。防寒性が高く、短めの丈とリブ付き。 |
ライダース | ライダー(バイク乗り)向けのデザインで、レザー素材が一般的。タイトなシルエット。 |
フライトジャケット | ゆったりとしたシルエットが特徴。中綿が入っており、保温性が高い。 |
デニムブルゾン | デニム素材でカジュアルなスタイル。丈夫でカジュアルなコーディネートに最適。 |
ナイロンブルゾン | ナイロン素材で、軽量かつ防風性・防水性に優れる。アウトドアやスポーツに最適。 |
スエードブルゾン | スエード素材で高級感があり、ソフトな質感が特徴。カジュアルにもフォーマルにも使える。 |
ミリタリーブルゾン | ミリタリースタイルで、カーキ色や迷彩柄が一般的。機能性重視のデザインが多い。 |
ブルゾンを選ぶときは以下のことを考慮するようにしましょう。
用途を考えて選ぶ
ブルゾンを選ぶときは、まず「どんな場面で使うか」用途を考えることが大切です。普段着として使うなら、お気に入りのデザインや素材から選ぶとコーディネートしやすくなります。
デニムやスエードのブルゾンはカジュアルな場面におすすめです。アウトドアやスポーツで使うなら、ナイロン素材など防風・防水機能のあるものが便利です。また、制服として使うなら、購入するときに刺繍で名入れサービスを利用すると、チームや企業の一体感が出せます。さらに、上下のセットアップは統一感があり、見た目が整っておしゃれに見えるのもポイントです。
素材を選ぶ
ナイロン、コットン、デニム、レザー、ウールなど様々な素材を使ったブルゾンがあります。着用する季節や目的に合わせた素材を選ぶようにしましょう。春夏は通気性の高いメッシュ素材。秋冬は防風性・保温性が高いナイロン素材などの機能も確認して選ぶようにしましょう。
サイズ感を確認して選ぶ
サイズ選びも重要です。フォーマルな場面で着用するならジャストサイズを選ぶ。秋冬の作業で重ね着をするならゆったりしたサイズを選ぶなど、着用する場面に合わせて選ぶようにしましょう。
カラーとデザインを考えて選ぶ
普段着として選ぶなら普段のコーディネートに合わせやすいカラーやデザインを選ぶことがおすすめです。制服や現場作業でブルゾンを着用する場合は、作業員全員でデザインを統一することで、チームの一体感やプロフェッショナルな印象を強めることができます。
季節に適した厚さで選ぶ
春や秋の軽いものから、冬用の厚手のもの、ダウンや中綿入りのものまで、季節に応じた厚さから選ぶことができるので体温調節をすることができます。
機能性を確認して選ぶ
現場作業で着用する場合は作業内容によってポケットの数や位置、フードの有無、ジッパーやボタンの仕様、調節可能な裾や袖口など、実用的な機能をチェックすると作業効率が上がります。また、静電気NGの現場や秋などの帯電しやすいシーズンは静電ブルゾンを選ぶことで安全性が上がります。
帯電防止作業服・高視認性安全服を選ぶなら規格にも注意(JIS規格)手入れのしやすさを考慮して選ぶ
ブルゾンを仕事用で着用する場合は、清潔感を保つために洗濯機で洗えるか、手洗いが必要か、ドライクリーニングが必要かなど、お手入れのしやすさも重要です。購入する際は確認しましょう。
ブランドと品質で選ぶ
信頼できるブランドのものや、高品質な素材を使用しているものを選ぶとより長持ちします。価格に見合った耐久性や着心地を重視するとコストパフォーマンスが向上します。
動きやすさを確認する
試着して動きやすさや着心地をチェックする。特に素材やデザインによっては肩周りや腕の可動域が変化するため注意しましょう。
流行を取り入れる
ブルゾンはおしゃれなデザインが多いので流行のデザインやカラーや素材を取り入れて、今っぽいスタイルを楽しむことができます。
帯電防止作業服や高視認性安全服を選ぶ際は、適切な規格に準拠しているかどうかを確認することが重要です。帯電防止作業服は、静電気の発生を防ぎ、火災や爆発のリスクを減らすために使用されるため、JIS T8118などの規格に準じたものを選ぶことが推奨されます。また、高視認性安全服に関しては、暗い場所や夜間の作業時に視認性を高めるために、JIS T 8127などの規格に準じた服を選ぶことが推奨されます。規格に基づいて、蛍光素材や反射材が適切な範囲で配置されているかを確認しましょう。
機能別の規格に準拠していれば、法的要件を満たすだけでなく、安全面でも安心して使用でき、作業員の保護がより確実に行われます。
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