■レーザ光用遮光保護具選択の目安
同じレーザ光の名前でも波長が違う場合があります。
また、名前が違っても発振波長が合えば使用できます。詳しくは商品詳細にある資料をご覧ください。
■レンズ特性は6タイプあります。
レンズ タイプ |
タイプ名 | 特 長 |
---|---|---|
レーザ光完全吸収タイプ | 一般作業用で安全性を重視し、光学濃度を高く設計してありますので通常レーザ光は見ることができません。用途に応じて紫外線レーザ用から可視光レーザ・赤外線レーザ用までの広範囲にわたってご用意しています。 | |
レーザ光一部透過タイプ 1/100 減衰"整備用" |
光軸調整、整備、光路確認などレーザ光が見えないと作業ができない時に用いるもので、可視光レーザに対してご用意しています。目安として100mW以下、光学濃度2 | |
レーザ光一部透過タイプ 1/10,000 減衰"整備用" |
光軸調整、整備、光路確認などレーザ光が見えないと作業ができない時に用いるもので、可視光レーザに対してご用意しています。目安として10W以下、光学濃度4 | |
多波長兼用タイプ | 作業中、同時に複数の波長をカバーしたい時などに最適です。可視光域については、ある程度光路確認できるよう光学濃度を低く、紫外線、赤外線については高く設定しています。 | |
強化ガラスタイプ | 視認性に優れた強化ガラス性レンズです。 | |
ハイパワーレーザ光用対応タイプ | 光学濃度と損傷しきい値を高く設定しています。 |
■フレームタイプは3タイプあります。
ゴグルタイプ
顔面の密着度が高く眼鏡の上から併用可能で、散乱光などの角度が特定できない場合に適してます。
2眼タイプ
テンプルは掛け外しのしやすいストレートタイプで軽量コンパクト。
オーバーグラス
度付めがね装着併用可能。お使いの度付めがねを掛けた上から装着しレーザ作業が行えます。
■商品名をご確認ください。
※レーザ光遮光保護具の選択にあたっては、下表の各データが判明しないと正しい選択ができません。選択時やお問い合わせの際には下表を参考にしてください。
■レーザ光用遮光めがねについて
1. | 「使用可能なレーザの種類」以外のレーザ光に使用しないでください。 |
2. | 作業中にめがねを外さないでください。 |
3. | このめがねを着用しても、絶対にレーザビームを直接のぞきこまないでください。 目の障害やレンズが損傷する場合があります。 |
4. | 一度でも大きなレーザエネルギーを受けたり、損傷が発生した場合は使用しないでください。 |
5. | 溶接用遮光めがねとして使用しないでください。 |