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LOCKOUT SYSTEM ロックアウトシステム

ロックアウトシステム

設備メンテナンス時の安全対策は十分ですか?

機械や装置に供給されているさまざまなエネルギーはどれもが作業者を危険にさらす恐れがあります。
より確実なエネルギー遮断で安全な作業環境を創るのがロックアウト/タグアウトです。

標識表示だけでは誤操作を防げない!

なぜなら

  • 見落としや中身を読まない人がいる。
  • 取り外される可能性がある。
  • 脱落・紛失の可能性がある。
  • 強制力がない。
  • 周知徹底が難しい。

だから、ロックアウト/タグアウト

ここがポイント!

  • パドロックで施錠するので実効的に遮断できる。
  • タグで表示するので視覚的にも安全確保ができる。
  • 全員が施錠可能なので徹底した安全確保ができる。

ロックアウト/タグアウトとは?

メンテナンス作業時の安全を確保するため、作業者一人ひとりが、機械や装置に供給されるエネルギー源と残留するエネルギーを確実に遮断もしくは遮断し続けるために施錠し、タグ(札)によって操作禁止を明示すること。

ロックアウト

エネルギー(動力)源を遮断もしくは遮断し続けるため、動力源のスイッチ、バルブ、レバーなどを操作できないよう、パドロック(錠)、ハスプ(掛け金)、治具(カバー)などを使います。

タグアウト

ロックアウト中であることをタグ(札)で明示し、「解錠厳禁」「操作禁止」「始動禁止」「解放禁止」など禁止事項を表記します。

事 例

事例1

第三者による誤作動

事例1

機械設備のブレーカーをオフにして電源部位の修理作業を行っていたが、別の作業者が、メンテナンス中と気づかずにブレーカーをオンにしてしまったため感電事故が起きてしまった。

原 因

  • @ 操作禁止札を付けていなかった。
  • A ブレーカーが誰でも操作できる状態だった。

対 策

ブレーカーに ロックアウト/タグアウト

Point

鍵は必ず作業者自身が管理する。

ブレーカーにロックアウト/タグアウト
事例1

残留エネルギーの遮断ミス

事例2

装置のフィルターを交換するため供給側のバルブを閉め、ロックアウト/タグアウトを実施したが、配管のネジをゆるめたところ、配管内の残圧によって噴出した薬液を浴びて薬傷を負ってしまった。

原 因

  • @ 装置内部の残留エネルギーを安全に解放しなかった。
  • A 操作禁止札を付けていなかった。
  • B 作業手順書がない。または手順を励行していなかった。

対 策

ゲートバルブに ロックアウト/タグアウト

Point

さらに残留エネルギーを安全に解放する手順書を作りトレーニングを行う。

ゲートバルブにロックアウト/タグアウト

他にもこんなときに!

  • ● 機械の可動範囲に全身あるいは身体の一部を入れて作業を行う場合。
  • ● 複数の作業者が可動範囲内に入って作業を行う場合。
  • ● 化学プラント、燃料プラントなどバルブ開閉の影響が遠隔におよぶ場合。
  • ● 操作盤から死角となる作業や安全装置を外す作業を行う場合。

各種商品

法令では

● 米国:

OSHA(米国労働安全衛生庁:Occupational Safety and Health Administration)
「危険な動力源の制御(ロックアウト・タグアウト)1910.147」で次のように規定。

雇用者は作業者を守る目的で適切なロックアウト器具やタグアウト器具を使用して、予期せぬ動力が入り作業者がケガをしないようなプログラムを確立しなくてはならない。

● 日本:

労働安全衛生規則
第107条(掃除等の場合の運転停止等)抜粋

第一項 :

機械の掃除、給油、検査、修理又は調整の作業を行う場合において、労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、機械の運転を停止しなければならない。

第二項 :

機械の運転を停止したときは、当該機械の起動装置に錠を掛け、当該機械の起動装置に表示板を取け付ける等同項の作業に従事する労働者以外の者が当該機械を運転することを防止するための措置を講じなければならない。

ロックアウトの手順

● 作業に入るとき

1準備

  • ・ エネルギー源の理解(電気・エアー・蒸気など)
  • ・ 作業手順書の確認。

2通知

  • ・ 関係する作業員へ機械の停止を通知。
    (対象設備・作業時間・責任者名・作業内容など)

3機械の停止

  • ・ 通常の手順で機械を停止し、全ての起動装置をOFFにする。

4エネルギー源の分離

  • ・ 関連する全てのバルブを閉める。
  • ・ 関連する全てのブレーカーや遮断器をOFFにする。

5ロックアウト装置の設置

  • ・ 入場する全員が一人ずつ施錠し、鍵を各々が所有する。
  • ・ 同時にタグアウトも行う。

6残留エネルギーの放出

  • ・ 残留する全てのエネルギーを安全に放出し、エネルギーがゼロであることを確認する。

7テスト

  • ・ 通常スタートで機械が動かないことを確認。
  • ・ 安全な作業ができることを確認。
  • ・ 作業員全員が各々の鍵を持ち、個人ごとのロックアウトが行われていることを確認。

● 作業を終えるとき

1工具の片付け、安全装置の設置

2作業員の安全を確認

3ロックアウト装置の取り外し

  • ・ 作業員各々の手で行う。

4通知

  • ・ 関係する作業員へ再スタートを通知する。

5通常の方法でエネルギー投入、再起動

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