避難生活の意外な盲点。トイレ問題。「毎日出る排泄物とどう向き合うか」
ただでさえストレスフルな避難生活を少しでも清潔に、快適にする便利アイテムをご紹介します。
■緊急対策用トイレ
災害発生時、水洗トイレが機能を停止すると、汚物が流れず臭いや衛生面でトイレ環境が悪化します。
「災害時にはトイレが使えない」ことを念頭において、事前準備を進めましょう。
■非常用汚物圧縮保管袋
すぐに処理できない排泄物が日を追うごとに、嫌な臭いを発し、保管場所も必要となってきます。
「非常用汚物圧縮保管袋」の使用方法はこちら▼
簡易トイレ・非常用トイレ
トイレ処理セット
災害発生時、水洗トイレが機能を停止すると、汚物が流れず臭いや衛生面でトイレ環境が急激に悪化します。
また、交通網や物資不足も重なり、仮設トイレの設置に時間を要することが多々あります。
東日本大震災では、発災から数日で、トイレが汚物の山になり、劣悪な衛生状態になったところも少なくなかったそうです。
「災害時にはトイレが使えない」ことを念頭において、事前準備を進めましょう。
大規模な災害が発生して断水してしまったとしても、トイレ便器を使えることを想定して便器にセットして使える排泄袋が必要です。また、トイレ便器が使えなくなったとしても組み立てて作れる簡易トイレを準備しておけば安心できます。両方準備することで排泄行為で困ることを最小限にすることができます。何日続くのか分からない状況に備えて施設や家庭で必要になる十分なトイレ袋を備蓄をしておくことが重要になります。
災害時は衛生面を考えて使用済みの汚物袋の臭い対策をしっかり実施するべきです。トイレ袋は丈夫で密閉できる消臭効果が高いものを選びましょう。凝固剤とセットなものがあればより万全でコンパクトに捨てることができます。また、ライフラインが復旧するまでの間、毎日増え続ける汚物袋をまとめて保管できる汚物用の圧縮保管袋があればスペースを最小限にとどめることができます。
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