薄い金属板やガラス・刃物などの鋭利なものを扱う現場では、切創事故の危険が常に付きまといます。
必ず耐切創性の保護手袋を着けて、事故の回避を心がけましょう。
作業に合わせて、快適で安心な耐切創性の保護手袋をお選びください。
円形刃で回転往復運動を行い切創させる試験。試験布と規格で定められる基準布が切れるまでの回数の比から切れにくさを数値で算出し、その数値に応じてレベルを1〜5の5段階で評価。耐切創強度が高くなるほどレベルの数字が大きい。
しかし、刃の切れ味が鈍っていく製品では正確な測定値が出にくくなります。
そこで、EN388:2016 では、この試験において刃の鈍化が認められた製品のカットレベルは X と表記され、ISO13997の試験でも評価をしております。
平刃を引き、試験布を切創させる試験。様々な荷重を掛けることで、それぞれを切創するまでの引いた距離を出し、荷重と切創するまでの距離との相関（近似曲線）から20mmで切創するための荷重（切創力）を求める。
ゲージとは一定の寸法内にある編み目の目数・段数。1インチ間にある編機の針数をもってゲージと言います。
一般的な軍手は7ゲージ、インナー手袋やオールコート裏布付き手袋では13ゲージのものが主流です。ゲージ数が大きくなるほど編み目は細かくなり、柔軟性、伸縮性に富んだフィット感のある手袋になります。細かい作業などでお使いの場合はゲージ数の大きい手袋がおすすめです。
ミドリ安全のカットガードシリーズは、ポリエチレン繊維を使用した毛羽立ちにくい耐切創性手袋です。金属繊維やガラス繊維の使用により耐切創性をさらにアップしたタイプ、手のひらのすべり止め加工により作業性をアップしたタイプなど、充実したラインナップを揃えております。
軽さと耐切創性に優れ、ポリエステル、ナイロン繊維に対しては2倍以上の強度があります。光や水に対して優れた耐久性を示し、また耐薬品性にも優れています。
長繊維を採用しているため、手袋からの埃や毛羽立ちの発生が少なく、埃をきらう精密機械等の作業にも使えます。
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