静電気による火災発生件数は年間およそ70〜80件にものぼり、しかもタンカー火災など、大規模な災害につながりやすいことも事実です。静電靴は、靴底から静電気を逃がし、スパークの発生を防止するために開発された安全靴・作業靴です。絶縁ゴム底作業靴は、工場内の機械保全や電気工事関係など、あやまって低圧電気に触れる可能性のある仕事のために開発された作業靴です。
静電気帯電防止性能とは、作業者及び履物に帯電した静電気を靴底より床面に逃す性能の事です。静電靴は、試験により合格したJIS規格合格品の静電気帯電防止靴や、JSAA認定による付加的性能の帯電防止性能をもつプロテクティブスニーカーがあります。