目をやさしく守る。
保護めがねは、ここまで進化しました。
保護めがねは、工場などでの作業中に発生する飛来物、粉じん、熱や有害光線から眼を保護するため着用するものです。特長として耐衝撃性、耐摩耗性、耐熱性等を備えています。
ミドリ安全では、曇らない曇り止めレンズ・メガネの上から掛けられるオーバーグラス・JIS規格に対応した保護めがねを取り揃えています。
※表は横にスクロールできます。
レンズ材料 | 特徴 | 使用に適した現場 危険の種類 |
表面加工の種類 |
---|---|---|---|
ポリカーボネート | 軽量 耐衝撃性に優れる 紫外線遮断性に優れる |
飛来物 | ・曇り止め加工 ・ハードコート ・外面ハード、内面曇り止め加工 |
セルロースアセテート | 軽量 | 粉塵、飛沫 | ・曇り止め加工 |
CR39 | ガラスに比べ、耐衝撃性が高い 硬度が高く、傷つきにくい 耐薬品性に優れる |
薬品使用現場 | ・超硬度表面加工 ・加工なし |
強化ガラス | 通常のガラスよりもはるかに破損しにくい 硬度が高く、傷つきにくい 熱、薬品に対して強い |
薬品使用現場 レンズが傷つきやすい作業 熱場作業 |
・加工なし |
※表は横にスクロールできます。
危険の種類 | 作業内容 | 保護めがねの種類 | |
---|---|---|---|
一般作業 | 万が一の危険に備える | めがね形 | |
飛来物 | 衝撃力の小さな飛来物 | 電動除草、電動木工、製材、機械操作等 | |
衝撃力の大きな飛来物 | ハツリ、切削、バフ、発破等 | めがね形 + 防災面 | |
粉じん飛沫 | 飛来粉じん | グラインダー、研磨、粉砕等 | ゴグル形 |
浮遊粉じん | セメント、粉末薬品などの粉体取扱い作業、鋳造の砂処理作業、農薬散布等 | ||
液体飛沫 | 薬品、溶剤、化学薬品の製造またはこれらの取扱い、農薬散布 | ゴグル形、めがね形 + 防災面 | |
熱 | 溶剤金属飛沫/熱 | 製鉄、非鉄金属、ガラス工場などの炉前作業鋳造作業等 | ゴグル形 + 防災面 |
遮光 | 有害光線 | 各種溶接作業、溶接の周辺作業 | 遮光めがね |
保護めがねの使用前点検はとても重要です。 大事な目を守るためにも必ず行ってください。
下記9項目に1つでも該当した場合は、新品に交換をしてください!
1歪み、変形がある。
2強い衝撃を受けた事がある。
3鼻パッド等の部品の脱落がある。
4ヒビ・変色・膨潤がある。
5ネジの緩みがある。
6洗浄しても取れない汚れが付着している。
7傷やコーティングの劣化で視界が不良。
8強い衝撃を受けた事がある。
9度付き保護めがねの度数があっていない。※
※視力は経年変化がありますので、1年に1回は視力をチェックして下さい。
保護めがねを着用した時に視力に影響を与え、目の疲労、ひいては頭が痛くなるなどの身体の不都合が起こらぬように、日本工業規格(JIS)ではレンズについて以下の通り規定されており、これをクリアするよう明示しております。
JIS規格ではどのような経線においても、屈折力が0±0.12m-1であることと規定しております。
屈折力0±0.12m-1とは、焦点距離【f】に換算すると D = 1/f = 1/0.12、f≒8.3mとなり、8.3m以上の焦点距離を持つレンズでなければならないということになります。(度が入っていないこと)
この程度ですと、目には異常を感じないものです。
JIS規格では、中心から直径40mmの範囲において、どのような二経線間においても屈折力の差が0.12m-1以下であることと規定しております。
屈折力の差は、レンズの表面がきれいな球面でなく、その精度が悪いと生じます。(レンズにゆがみのないこと)
また、精度がよいものでもレンズの光学中心から離れるに従って差が出てきます。しかし、いずれにしろJIS規格による数値程度では目には感じません。
JIS規格では0.16cm/m以下であることと規定しています。
平行度とはレンズに対して直角に入った光がレンズを通過してずれる角度をいいます。
0.16cm/mではレンズを通過した光が1mの地点で0.16cmずれることになります。
0.16cm/m以下のずれであれば、やはり目には影響がないといえます。
JIS規格では視感透過率が85%以上であることと規定しています。
視感透過率とは、人が目に見える割合を意味します。例えば、視感透過率が0%であるならば、全く光を通さず何も見えないことになります。
JIS規格で規定されている85%以上であれば非常に透明度が高く視力への影響はありません。
直径約22mmの剛球を1.27〜1.3mの高さから自由落下させ、この衝撃によりレンズが割れたり、亀裂が入ったりしないこと。また、レンズが枠から飛び出さないことなどを規定しています。
目を優しく守る。
ミドリ安全の「保護めがね」は、ここまで進化しました。
永きに渡り蓄積された実績と、信頼に支えられてきたミドリ安全の保護めがね。
それはお客様のニーズと時代と共に変化をし続けてまいりました。
信頼のブランド、ウベックスとルネベルに加え、新たにビジョンベルデを立ち上げ、ラインナップを充実させました。
ビジョンベルデは、安全性と機能性はもちろんのこと「快適性」「デザイン性」を追求し、幅広い作業環境に対応する商品を取り揃えております。
ミドリ安全の「保護めがね」は、「目にやさしい」をコンセプトに、安全性と機能性の追求はもちろん、より自然に着用できるための工夫にもこだわっておりますので安心してご利用いただけます。